ブログの哲人

職場の会議で出てきた昼ごはんは豚肉の焼肉定食で味噌汁の具も豚肉でした。 瞬間的に「孤独のグルメ」の名セリフ「う～ん…ぶた肉ととん汁でぶたがダブってしまった」を思い出してしまった。 厳密には味噌汁は豚肉入りの孟宗汁だったので、「孤独のグルメ」の豚汁とは微妙に違うのが少し残念でした。 これが出前の豚肉の焼肉定食。 そして、これが「孤独のグルメ」の名シーン。 細部は違えど、そんなに手の混んでない定食屋のそれという雰囲気の大枠はかなり似てると思います。 ところで、仕事関係の人間の目の前で昼食の出前の写真を撮るというのはある意味リスキーでした。 というのも、まず、行動そのものが不審だし、SNSやってるのが仕事関係者にバレるからです。 それでも「孤独のグルメ」ファンとして衝動を抑えることができずに撮ってしまいました。 案の定、「TwitterとかFasebookとかやってるんですか？」と聞かれてしまいました。 そこで、SNSから話題を逸らすためにも、「孤独のグルメ」のこのシーンについて説明したのですが、誰も知ってる人がいなかったです。 さらに、知らなくてもこのシーンと名言の面白さが伝わるように詳細に説明したのですが、理解してもらうこともできませんでした。 結局のところ得たものは、B級漫画について一生懸命に語る痛い奴というポジションだけでした。

中町のモアレで酒田まつりの期間限定で日本酒のジェラートをやっていたので、期間中の3日連続で通いました。 お店入り口でも告知しています。 ショーケース奥の白いのが祝い酒ジェラートです。 1日目です。 2日目です。 のこり少なく一人前に足りないのでチョコレートと組み合わせてダブルにしました。 抹茶味はほんのおまけ。 3日目です。 ほんのり吟醸香のするジェラートでした。 日本酒が苦手な人でもほんのりと香るだけなので平気だと思います。 ただし、日本酒の香りそのものが嫌いな人には無理でしょう。 使っている日本酒は上喜元の純米吟醸雄町です。 ジェラートの作り方は分からないのですが、風味づけとして使うなら、もっと強烈な香り、味わいは無視してでも高カプロン酸に力点をおいた吟醸酒を使った方が、リキュールやエッセンスのような効果が出たかもしれません。 吟醸香とは別にクリームチーズか酒粕のようなクリーミーで濃厚な味もちょっとだけしました。 どっちか入っているのかもしれません。 実はモアレのジェラートは10年以上食べていませんでしたが、今回ひさしぶりに食べて意外（失礼！）に美味しかったのが驚きました。 昔、東京でちょっといいソフトクリームブームみたいのがあって、キハチの黒ゴマ蜂蜜ソフトにはまっていて週一回以上のペースで食べていました。 その状況で酒田に帰ってきた時に「すごくうまいアイスクリーム屋がある」と言われて食べたのがモアレの黒ゴマジェラートでした。 １．キハチの濃い味に慣れていたこと ２．すごく旨いと紹介されてハードルがあがったこと ３．アイスクリームと聞いてたのにジェラートだったこと 当時は、これらの条件が重なってものすごく失望した経験があります。 それが、今になって食べると結構美味しかったのは予想外の収穫で嬉しかったです。 同時に、それでも僕は、乳脂肪分の含有率の観点から、ジェラートよりアイスクリームの方が好きだということも再確認しましたが… 食べログ ジェラート モアレ